當麻寺では曼荼羅堂や中之坊のほか、境内の各僧院でご朱印を受けられるところがあります。
ご朱印は納経ともいい、もとは写経を納めた“証”として寺社が授与したものです。現在は主に参拝の“証”として授与されています。
當麻寺、特に中之坊にはたくさんの種類の「ご朱印」があります。それぞれのご朱印には意味(何の“証”なのか)がありますので、それぞれの「ご朱印」の意味をよくご理解の上、ご参拝の趣旨に応じたご朱印をお受けください。
曼荼羅堂(當麻寺本堂)の納経所では、ご本尊としてお祀りされている當麻曼荼羅のご参拝の証として、「蓮糸大曼荼羅」(または「蓮糸大曼陀羅」)のご朱印を授与いたしております。
中之坊のお参りの方には、ご本尊としてお祀りされる十一面観音さまのご参拝の証として「導き観音」のご朱印を授与いたしております。(ご詠歌あり:「来迎の雲のたえまにあらわれて光は西に導きの月)
●写仏の方
ご自宅で浄写されたお写経(當麻寺中之坊指定の写経用紙以外のもの)は、中将姫さまの剃髪堂への納経を申し込むことができます。
毎月16日の導き観音祈願会の際は、参列の証としてのご朱印を中将姫剃髪堂にて受けることができます。
現在のご朱印は手書きのものが主流ですが、もともとは刷り物が主流だったといいます。このご朱印は、中将姫さまの書かれた『称讃浄土佛摂受経』より「浄佛圡」の三文字を中将姫さまの筆跡で再現し、さらに、江戸時代の版木をもとに中将姫さま二十九歳のご尊影を再現して刷っております。
“朱印”の部分は文字よりも大切な部分ですが、こちらも中将姫さまの書かれた『称讃浄土佛摂受経』の文言より、「無量壽佛 極楽世界 清浄佛土」の言葉を取り出して、印としております。
中之坊庭園「香藕園」は、三重塔を“宝塔”に、心字池を“宝池”に見立てており、極楽国土を観じるための場所でもあります。香藕園を拝観される方に、「観浄土」の記(しるし)として受けていただけるご朱印です。
※牡丹や蓮など、代表的な花の咲く時期には、季節の花の印がはいることがあります。
・中将姫誓願桜(3月下旬頃~4月上旬頃)
毎月1日の護摩供に参列の方には不動尊のご朱印を授与できます。法会終了後に納経所にてお申し出ください。
※冥加料:800円
※書置きのみの授与となります。ご朱印帖に直接授与はできません。
※左肩にお不動さまのお姿が金印で捺されます。
※朱印は「天長地久」「種字」「当麻中之坊」、揮毫は「奉拝護摩供 不動尊 當麻寺中之坊」です。
葛城遺産の日本遺産認定にあわせてご奉納いただいたハンコによる御朱印。
※御朱印は、『當麻寺縁起絵巻』(室町時代)に描かれた役行者・前鬼・後鬼のお姿です。
※「法起作佛事」の文言は『中将姫廿九才ご真影』(鎌倉時代)にも説かれる「四句の偈」の第二句より。當麻寺の地が法起菩薩が浄行を行う聖地であることを表しています。
※冥加料:800円
弥勒菩薩さまのご尊像が新たに造顕されましたことを記念して授与される御朱印札。