日本画家・村上裕二(むらかみゆうじ)画伯による大障壁画が制作され、當麻寺中之坊「龍游殿(りゅうゆうでん)」に奉納されました。
龍游殿は8畳の部屋が3部屋横につながっており、各部屋の仕切りの襖を外せば、北側の壁は襖にして12面分のキャンバスになっており、『龍游図(りゅうゆうず)』と題して、横約11メートルにも及ぶ大パノラマで、巨大な龍が描かれています。
古来より、三輪山は太陽の昇り来る山、二上山は太陽の沈みゆく山として仰がれてきました。
作品にはふたりの人物が描かれています。ひとりは當麻に龍神を招き寄せた役行者(えんのぎょうじゃ)。そしてもうひとりは、平安時代に當麻寺に真言密教を伝えた弘法大師・空海です。
村上裕二画伯は平山郁夫画伯に師事し、日本美術院同人として現代日本画壇の第一線で活躍する日本画家であり、伝統的な絵画はもちろんのこと、ゴジラ・ウルトラマン・仮面ライダーなどのヒーローを日本画で表現し、圧倒的な人気を誇る作家です。2024年には兄であるアーティスト村上隆とのコラボ展も人気を博すなど、ますます充実した作家活動をおくるなか、このたび、歴史ある當麻寺中之坊と縁があり、松村實昭貫主との対話の中で2020年より構想を練りはじめた作品がついに形となりました。壮大な画面に歴史性、物語性がふんだん盛り込まれた、圧巻の大作をご鑑賞ください。
| 期間 | 令和7年11月16日~11月30日 |
|---|---|
| 受付 | 中之坊 |
| 拝観料 | 一般1000円/小学生500円(庭園・霊宝殿含む) |
| 拝観時間 | 9時-17時 |
| 問い合わせ | 中之坊 |