茶筌供養大茶会

 


茶筌供養大茶会

一、日時 平成15年11月23日(
  一、茶筌供養 (於 茶筌塚) 午後1時より
  一、茶  筵  午前9時 〜午後4時
  一、点 心 席  午前11時〜午後3時

一、茶筵
  一、濃  茶 (双塔庵丸窓席) 石州流茶道片桐宗家 石州会大阪支部
  一、薄  茶 (客殿絵天井席) 茶道裏千家流 上村宗敏先生

一、拝服奠供料 一人5000円 


●茶筌供養とは?

 文字通り、茶筌を供養することです。使い古した茶筌を、お世話になった御礼の気持ちを込めて供養するものです。
「物で栄えて心で滅ぶ」といわれる現代、「心の時代」ということが叫ばれています。お大師さまは常に「報恩」ということを説かれました。日頃より恩恵を受けている多くの人たち、また人だけでなく草や木などの自然や、身の回りの道具に至るまで、私たちを支えている物は数えきれず、それら全てによって私たち一人一人が生かせていただいているのです。そうしたあらゆる恩に対して常に感謝の気持ちを忘れず、少しでも恩に報いようと努力しなければいけません。
 昭和11年、中之坊先代法印實照大僧正が茶筌塚を建立しました。茶の湯で最も大事でありながら最もおろそかにされがちな茶筌の供養を通して、報恩感謝の気持ちをもっていただこうということです。以来、本年まで毎年、塚の前に護摩壇を設け、お不動さまの炎で茶筌の供養が行われてきました。
 お茶をたしなむ方も、そうでない方も、日頃より受けている様々な恩恵に対する感謝の気持ちを一本の茶筌に込めて、茶筌供養法会に参加していただき、少しでも心豊かにしていただけますよう、是非、ご家族揃っての参加を祈念いたしております。

●茶会について

 茶筌供養法会だけでなく、茶会も盛大に行われます。
 まず濃茶は、重文書院「鷺の間」、「鶴の間」を待合とし、茶席には同じく重文の「丸窓席」「五畳台目席」を用いて行われます。茶室は石州流の祖・片桐石州の作で、書院「鷺の間」、茶室とも普段は立入禁止となっている場所ですので、この年に一度の機会は大変貴重です。
 また薄茶は中之坊客殿「絵天井席」にて行われます。前田青邨、中村貞以ら当代一級の画家たちが一人一枚ずつ奉納した豪華な板絵で飾られる天井は、あまりにも見事です。
 お大師さまの理想の究極は「密厳浄土」の実現です。それはこの世に浄土を創造しようという壮大な思想です。そのために私たちは浄土のイメージを心に抱き、自分自身と自分の回りを、美しく清らかに「荘厳(しょうごん)」するのです。心を清浄にすることによって、環境が浄化され、また環境が澄み渡ることによって、私たちの心も落ち着いたものになるのです。
 落ち着いた茶席、また美しく荘厳された茶席でお茶をいただくことによって、「密厳浄土」の高い理想を常に心に刻んでください。み仏の世界は決して遠くにあるものではなく、常に我々の心と共にあるのですから。

 →行事のページ


弥勒菩薩
戻る
  導き観音
HOME

フレームを表示
  布袋和尚
各種案内
お問い合わせ

導き観音 當麻寺中之坊