一、茶筵
一、濃 茶 (双塔庵丸窓席) 石州流茶道片桐宗家 石州会大阪支部
一、薄 茶 (客殿絵天井席) 茶道裏千家流 上村宗敏先生
一、拝服奠供料 一人5000円

茶筌供養法会だけでなく、茶会も盛大に行われます。
まず濃茶は、重文書院「鷺の間」、「鶴の間」を待合とし、茶席には同じく重文の「丸窓席」「五畳台目席」を用いて行われます。茶室は石州流の祖・片桐石州の作で、書院「鷺の間」、茶室とも普段は立入禁止となっている場所ですので、この年に一度の機会は大変貴重です。
また薄茶は中之坊客殿「絵天井席」にて行われます。前田青邨、中村貞以ら当代一級の画家たちが一人一枚ずつ奉納した豪華な板絵で飾られる天井は、あまりにも見事です。
お大師さまの理想の究極は「密厳浄土」の実現です。それはこの世に浄土を創造しようという壮大な思想です。そのために私たちは浄土のイメージを心に抱き、自分自身と自分の回りを、美しく清らかに「荘厳(しょうごん)」するのです。心を清浄にすることによって、環境が浄化され、また環境が澄み渡ることによって、私たちの心も落ち着いたものになるのです。
落ち着いた茶席、また美しく荘厳された茶席でお茶をいただくことによって、「密厳浄土」の高い理想を常に心に刻んでください。み仏の世界は決して遠くにあるものではなく、常に我々の心と共にあるのですから。
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