写経

お経を描き写す「写経」によって、ほとけさまを身近に感じてみませんか。
「写経」は最も簡単な仏道修行です。
当山では、壮麗な絵天井の下で、當麻曼荼羅を目の前にして、どなたでも写経をしていただけます。天平の昔、中将姫さまは、1000部の写経を成満され、その功徳によって當麻寺へ導かれ、観音さまのお助けにより「當麻曼荼羅」を感得されました。その中将姫さまに想いを馳せながら、是非、仏さまの世界を体感して下さい。


中将姫願経『称讃浄土佛摂受経』
當麻寺中之坊には、中将姫さまが書写されたと伝わる奈良時代の写経『称讃浄土佛摂受経(以下、称讃浄土経)』が残されており、“中将姫願経”と呼ばれています。 中之坊では、この中将姫願経『称讃浄土経』から文字を起こし、実際の中将姫さまの筆跡による写経用紙を制作いたしました。
『称讃浄土経』は一巻およそ5メートル、258行におよぶ経典ですので、一度に書き写すことはできないため、17行前後ずつに分け、全15回で完成していただけるように編集しております。(17行というのは、一般的によく写経される『般若心経』と同等のサイズです。)
中将姫さまは、『称讃浄土経』を1000部の写経されたと伝えられております。みなさまもその故事に倣い、1000部は無理としましても、少しずつでも書き写し、中将姫さまの追体験をしていただけたらと思います。

仏教の精要「般若心経」  中将姫願経『称讃浄土経』のような長い経典を書き写すのは無理だと思われる方には、一般的に広く写経される『般若心経』の写経用紙もご用意いたております。「般若心経」は数ある経典の中で最も広く親しまれているお経で、わずか262文字の中に仏教の教えのエキスがつまっています。
 お写経するのにもちょうど良い長さです。どうぞ、気軽に筆を執ってみてください。



絵天井の下で 写仏道場の絵天井
當麻寺 中之坊の写経会場は、當麻寺の塔頭のひとつ「松室院」です。
平安時代の十一面観音さまをお祀りするほか、文化勲章・前田青邨画伯をはじめとする近代の巨匠画家や、上村淳之画伯、中島千波画伯、絹谷幸二画伯といった当代を代表する有名画家の方々が、一人一枚ずつ奉納された「絵天井」で知られています。
中には俳優・片岡鶴太郎氏の墨彩画や書家・森大衛氏の書作など幅広い作品も加わっており、総数150点、たいへん見ごたえがあります。
 このような貴重な作品を頭上に仰いで「写経」を行える環境は他に類を見ません。

> 写経会場「写佛道場」についてのご注意


「納経」ご朱印 写経の朱印
ご朱印はもともと「納経」といい、写経を納めた証として寺から授与されたものでした。
当坊にて写経をされる方は、特別ご朱印の授与を受けることができます。ご希望の方は写経の受付の際または終了後に中之坊納経所にてお受けください。
左肩に中将姫さまの御尊影が金印で押されます。
揮毫は、『称讃浄土経』の場合は「中将姫願経」、「般若心経」の場合は写経会場の寺名である「松室院」となります。

冥加料:500円

    関連情報

  • ・受 付 : 随時(9:00-17:00(受付は15:30まで))
    ・参加費 : 中之坊入山拝観料(大人500円/小人250円)+用具・用紙代1500円
         (写仏筆、写経用紙1点、タオルが付属)
    ・注 意 : ご愛用の筆は持ち込み可能です。
          ただし、市販の写仏・写経用紙の持ち込みはできません。
  • 2回目以降の方は別に規定があります。

    2回目以降の費用

    • 筆を持参される場合:参加費1000円(拝観料込み)で、写経用紙1点がついています。
    • 筆を持参されない場合:中之坊入山拝観料(大人500円/小人250円)+用具・用紙代1500円で、筆、写経用紙1点、タオルがついています。
    • 筆・用紙を持参される場合:参加費は中之坊入山拝観料(大人500円/小人250円)のみです。ただし、市販の写仏・写経用紙の持ち込みはできません。