あゆみ観音さま特別公開

日程 : 平成26年4月1日−4月30日

東日本大震災の津波で流されてしまった松の流木を集めて寄せ、震災からの復興を象徴する観音像を制作する「あゆみ観音プロジェクト」は平成25年3月に當麻寺中之坊よりスタートし、約30か寺のご協力と、5000人以上の賛同者による「一人一刀」の積み重ねにより、およそ一年の歳月をかけて完成の運びとなりました。
今年7月に被災地にお祀りされるに先立って、當麻寺中之坊や長谷寺ほか数か寺で公開されますので、復興への“あゆみ”を祈願し、ぜひ手を合わせてください。

  • あゆみ観音 木造(岩手県陸前高田市・高田松原の松) 137.0cm 「奇跡の一本松」で知られる岩手県陸前高田市・高田松原の松材により制作された童形の観音像。像容は、中将姫さまの守り本尊「導き観音さま」に手を引かれ、復興に向けてゆっくりと歩んでいく童女のイメージで、制作にあたっては、奈良県を中心とする約30か寺で「鑿入れ式」を開催。5000人以上の賛同者が「一人一刀」のノミを入れて制作が進められました。平成26年7月11日、岩手県陸前高田市に奉納予定。
期間平成26年4月1日−4月30日
場所當麻寺中之坊 霊宝館
拝観料霊宝館の『中将姫展』の中で展示され、通常通りの中之坊拝観料(大人500円/小学生250円)で拝観できます。
一口1000円の「支援活動協力金」にて、木片入りの御守りが授与されます。
拝観時間9時-17時
主催あゆみ観音プロジェクト実行委員会
今後の予定 ・5月3日~6日 長谷寺(桜井市)にて公開。
・その後、奈良県内を中心とする数か寺で公開。
・7月11日 岩手県陸前高田市へ奉納。