當麻寺の山門である東大門をくぐると、當麻寺の境内が広がります。
當麻寺には、ご本尊を祀る本堂、金堂など伽藍(がらん)の諸堂や、僧の住坊など多くの建物が並んでいます。そのうちいくつかが公開されていますので、観光を兼ねてご参拝なさってください。
仏像なら金堂の諸仏、建築なら東西の三重塔、景観なら中之坊庭園、、、という風に、それぞれの興味に応じて散策されたらよいでしょう。しかし、特に目的の定まっていない方は、やはり「中将姫と當麻曼荼羅」をテーマに、當麻寺を巡るべきでしょう。
中将姫さまが感得された「當麻曼荼羅」は當麻寺の本尊として「曼荼羅堂(本堂)」に祀られています。但し、原本(国宝)は劣化が激しいため非公開ですので、室町時代の写本(重文)が祀られています。
中之坊では、中将姫さまが剃髪されたお堂や誓いの足跡、おかみそり、髪の刺繍など、ゆかりの品々がたくさん見学できます。美しい庭園を鑑賞したり、お抹茶を申し込んだりもできます。
そしてなにより、この中之坊では中将姫さまに想いを馳せながら當麻曼荼羅の「写仏体験」をすべきでしょう。写仏道場では美しい絵天井が特別拝観できるだけでなく、當麻曼荼羅の平成写本が祀られているため、本堂では確認できない當麻曼荼羅の図様の細部まで見ることもできます。
その後、お時間があれば他の僧院や境内を散策してみてください。
當麻寺最古の塔頭で、中将姫の師・實雅法印や弘法大師が教えを授けた實弁法印などの高僧が住房としていた寺院。特に女人の信仰を集める「導き観音」さまを本尊としてお祀りしています。また春のぼたんは特に有名です。
<拝観所>
・庭園「香藕園(こうぐうえん)」 国・名勝/史蹟−桃山時代<写仏道場>
東塔を借景とし心字池を中心とした桃山期の名園で、古くから大和三名園に数えられます。極端に低い土塀が珍しい。・茶室「丸窓席」 国・重文−江戸初期
直径約1.8メートルにも及ぶ大円窓が見事な名席。
・霊宝館白鳳・天平の遺物から近代美術に至るまで、幅広い宝物を展示する施設。
展示は入れ替え制で、特別展も定期的に行われ、何度でも楽しめます。その他、中将姫の足跡や役の行者の大釜、松尾芭蕉・折口信夫らの碑、髪塚、茶筌塚などが多くの見どころがあります。
中之坊には約150枚もの絵天井に飾られた写仏道場があり、「写仏」や「写経」を体験することができます。<祈願・供養所>
「當麻曼荼羅」のほとけさまを描く体験は、ほかではできない貴重なものです。下絵の質の良さも群を抜いています。
→[写仏]・[写経]
導き観音さまの御宝前で、安産や厄除けのご祈祷・先祖や故人のお供養を受けることができます。→[導き観音]
●伽藍(がらん)
<拝観所>
・本堂(曼荼羅堂・まんだらどう) 国宝 天平時代−藤原時代
中将姫(ちゅうじょうひめ)の當麻曼荼羅(たいままんだら)を本尊としてお祀りする堂。
本尊・當麻曼荼羅(室町時代・重文)が見事な厨子(天平時代・国宝)に収められています。
金堂 重文 鎌倉時代![]()
金堂(こんどう)は當麻寺本来の中心のお堂。
日本最古の塑像・弥勒仏(白鳳時代・国宝)を本尊とし、日本最古の乾漆・四天王(白鳳時代・重文)が四方を守護しています。・講堂 重文 鎌倉時代
本尊は丈六の阿弥陀如来で藤原期の仏像(重文)。その他、珍しい妙幢菩薩(みょうどうぼさつ 弘仁時代・重文)や、地蔵菩薩(藤原・重文)など、おもに平安時代の仏像が祀られます。
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當麻寺境内
境内自由 9:00−17:00
双塔、大師堂の詳細はコチラへ
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